退院祝いと手術の話
月曜日、ふと思い立って、ずっとしまいっ放しだったトンネルを退院祝いとして出してあげました(退院したのはもちろん私ですけれども)。
志麻嬢は横っちょから。
ぎんとクロは普通に中に入るのに、志麻は飛び込んで行くので、ぎんとクロがビビってクモの子を散らすように逃げてました(笑)
そしてマリちゃんの様子。
数日、うちの子達とまったりした後、連れて来て頂こうと思ったのですが、可哀想なので昨日夕方連れて来て頂きました。その様子はまた後日。
ところで手術の話なのですが、実は全身麻酔はこれが2度目です。一度目は、寝ている間に終わったと言う感じで全く怖くなかったので、今回特に不安はありませんでした。ただ友達が『手術中は真っ白い世界だった』と言っていたので、『あれえ?』と思っていたのですが、今回はですね、寝ている状態にならずに、ずーーーーっと夢を見ていたのですよ。昔のことなので忘れていましたが、以前は静脈注射の点滴による麻酔だったと思います。今回は口から吸入の麻酔。その違いかなあ。
前回は『いーち、にーい』とゆっくり数を数えて、3まで数えたかどうかで、気が付いたらベッドの上だったのですが、今回は左手に不意打ちで注射を打たれたのか痛くて『イタタ!』と言っている時にいきなり口に酸素マスクを被せられ、変な味と少しの息苦しさで『うわっ、ちょっ!』と思わず言うと、『酸素ですからねー、そのまま息して下さーい。』と言われ、ああ、マリちゃんも志麻も、どれだけ怖かったことか。。。とつくづく思っちゃいました。強引にマスクされ、身体が動かなくなり『もう、どうにでもなれ!』って感じだったんだろうなーって。そう考えていると、なんと、手術室の壁がダラダラと溶け始めたのです。
『うわー、壁溶けてるわー、これ麻酔のせいね。』とはっきり意識があり、そして手術台の上だから動くはずないけど、ストレッチャーに乗せられて移動している感覚で、次から次へと無機質な部屋を移動していきます。そして水色の部屋の水色の壁が溶け、緑の部屋の緑の壁が溶け、今度は線路を下から仰ぎ見るように移動していき、大きなピンクの部屋に着いたら、ピンクの部屋のピンクの壁が溶け、それに飲みこまれて『あーれーっ』と、くるくると落ちていく感じがして、その後、ざわざわと周りの声が聞こえ始めました。
『え!? まさかこれから手術!? 麻酔切れ出してるんじゃないの? いやいや、もう終わってるんだよね??』と不安になりながらも目を開けることが出来ずにいますと、『そっちいい?』『いや、ちょっと待って。』『せーのっ!』と移動させられました。移動したんだから終わったんだよね?? と思っても確信が持てません。そうこうするうちにもう一度、『そっちいい?』『いや、ちょっと待って。』『せーのっ!』と動かされ、この2回の移動がかなり辛かったです。それでもまだ手術が終わったと言う確信が持てません。
ところで手術前母に『昨日、布団が小さくて足が出ちゃって寒かったら、終わった靴下履かせて』とお願いしてあったのですが、靴下を履かせてもらう感覚があり、そこで初めて『ああ、終わったんだ。』と安堵しましてね、つくづく、ああ、お願いしておいてよかったと思ったのでありました。
それからと言うもの、うとうとしたら検温と血圧を測りに来、出血の確認をされ、と言うのを何度も何度も何度も何度も繰り返され、それがかなり苦痛でした。同じ姿勢で寝てるから腰も相当痛かったです。夜の11時位までがしんどかったかな。その後腰の痛みに耐えきれずに、そろりそろりと寝返りを打ったり、立て膝をして随分楽になりました。
後から『随分早く寝返り打ててたもんねー』と言われちゃったけど、まじで傷より、腰の方が痛かったっすよ。
でも<日にち薬>で、日に日に良くなり、術後4日目でシャワー出来ました。すごいですねー。
さとあと3週間お休みです。座っているリハビリと称して久々映画でも見に行こうかな。
ところで手術の話なのですが、実は全身麻酔はこれが2度目です。一度目は、寝ている間に終わったと言う感じで全く怖くなかったので、今回特に不安はありませんでした。ただ友達が『手術中は真っ白い世界だった』と言っていたので、『あれえ?』と思っていたのですが、今回はですね、寝ている状態にならずに、ずーーーーっと夢を見ていたのですよ。昔のことなので忘れていましたが、以前は静脈注射の点滴による麻酔だったと思います。今回は口から吸入の麻酔。その違いかなあ。
前回は『いーち、にーい』とゆっくり数を数えて、3まで数えたかどうかで、気が付いたらベッドの上だったのですが、今回は左手に不意打ちで注射を打たれたのか痛くて『イタタ!』と言っている時にいきなり口に酸素マスクを被せられ、変な味と少しの息苦しさで『うわっ、ちょっ!』と思わず言うと、『酸素ですからねー、そのまま息して下さーい。』と言われ、ああ、マリちゃんも志麻も、どれだけ怖かったことか。。。とつくづく思っちゃいました。強引にマスクされ、身体が動かなくなり『もう、どうにでもなれ!』って感じだったんだろうなーって。そう考えていると、なんと、手術室の壁がダラダラと溶け始めたのです。
『うわー、壁溶けてるわー、これ麻酔のせいね。』とはっきり意識があり、そして手術台の上だから動くはずないけど、ストレッチャーに乗せられて移動している感覚で、次から次へと無機質な部屋を移動していきます。そして水色の部屋の水色の壁が溶け、緑の部屋の緑の壁が溶け、今度は線路を下から仰ぎ見るように移動していき、大きなピンクの部屋に着いたら、ピンクの部屋のピンクの壁が溶け、それに飲みこまれて『あーれーっ』と、くるくると落ちていく感じがして、その後、ざわざわと周りの声が聞こえ始めました。
『え!? まさかこれから手術!? 麻酔切れ出してるんじゃないの? いやいや、もう終わってるんだよね??』と不安になりながらも目を開けることが出来ずにいますと、『そっちいい?』『いや、ちょっと待って。』『せーのっ!』と移動させられました。移動したんだから終わったんだよね?? と思っても確信が持てません。そうこうするうちにもう一度、『そっちいい?』『いや、ちょっと待って。』『せーのっ!』と動かされ、この2回の移動がかなり辛かったです。それでもまだ手術が終わったと言う確信が持てません。
ところで手術前母に『昨日、布団が小さくて足が出ちゃって寒かったら、終わった靴下履かせて』とお願いしてあったのですが、靴下を履かせてもらう感覚があり、そこで初めて『ああ、終わったんだ。』と安堵しましてね、つくづく、ああ、お願いしておいてよかったと思ったのでありました。
それからと言うもの、うとうとしたら検温と血圧を測りに来、出血の確認をされ、と言うのを何度も何度も何度も何度も繰り返され、それがかなり苦痛でした。同じ姿勢で寝てるから腰も相当痛かったです。夜の11時位までがしんどかったかな。その後腰の痛みに耐えきれずに、そろりそろりと寝返りを打ったり、立て膝をして随分楽になりました。
後から『随分早く寝返り打ててたもんねー』と言われちゃったけど、まじで傷より、腰の方が痛かったっすよ。
でも<日にち薬>で、日に日に良くなり、術後4日目でシャワー出来ました。すごいですねー。
さとあと3週間お休みです。座っているリハビリと称して久々映画でも見に行こうかな。
by box_ricefield
| 2017-03-01 10:00
| ぎん&クロ&志麻