ご近所Kさんによると、パチンコ屋にに住み着いている猫がおります。名前はパッチくん。お客さんにも可愛がられ、問題なく過ごしていたようですが、最近隣家から苦情が来て、また、店員やお客さんの中でも疎ましく思う人が出てきたとのこと。で、私に譲渡会に出してもらえるよう取り計らうので、預かってもらえないかと言われたのが秋の事。うちも隣家とのトラブルがあったし、それに端を発し家族ともトラブルになったので、難しいとお断りをしました。そしてずーっと気になってはいたけれど、聞いても何も出来ないので、聞かない様にしていました。
ところが先日、背中をカッターのようなもので切られたと連絡がありました。いやーっ。どうしてどうして。どうしてそんな事する人がいるの? Kさんちもいっぱいいっぱいだし、うちも入れてあげるのは難しい。ので、こっちに連れて来たらどうですか? 一緒に面倒見ますよ? と言いましたが、やはり縄張りもあるし、新しい子をすんなり受け入れてくれるとも限らず、逆に行き場を失ってしまう可能性もあるせいか、それについての回答はなかったです。せめて、そう言うのは犯罪だと知らしめるよう、ポスター貼ったらどうかと調べたら、案の定ネットにフリーのポスターが転がっていたので、教えてあげましたが、ちょっとそう言うのは苦手そう。なので、会社でこそこそとカラーコピーをし(うちの会社は、今現在は分からないけど、以前はカラーコピーはチェックされてた)、ちょっと人を巻き込んでラミネート加工をし(雨風で破けないよう)、お渡ししました。
さすがに正面入口に貼るのは無理だったようで、景品交換所に貼らせてもらったそうです。
その後の様子を伺ったら、以前は入口のマットの上にいつもいたそうですが、さすがに警戒して、ご飯をくれる人の時だけ現れるようになったとのことで、ちょっと安心しました。でもって、人のいい常連さんが、寒かろうと猫ベッドを持ってきてくれたそうですが、感じの悪い店員(結構上の立場っぽい)が鍵付きのゴミ箱に捨ててしまったそうです。負けた客が腹いせにやったのかと想像してましたが、店員、お前が切りつけたのか?
そうしてまた何日が過ぎ、連絡が来ました。貼ってあったポスターを見ながら話をしていた別の店員のお兄さんが、家族と相談の上、飼ってくれることになったと。なんと優しいお兄さん! ありがとう!! ありがとう!! で、受け入れる準備をしていたら、また切りつけられていたそうです。今度は背中と足。もうなんでなんで。景品交換所の人が、即預かっていたキャリーに入れて、連絡を取り、引き取られて、そのまま病院→おうちに行ったそうです。聞きたくない、知りたくない事ばかりだったけど、最後には幸せをつかんだようで良かったです。
ただ。。。数日後、トイレでおしっこをしないので困っていると。。ううう、せっかくお家に入れてもらえたのに。お兄さんもパッチくんも頑張って!! と祈っていたら、数日後出来るようになったと連絡が。本当? 本当? 本当に大丈夫かな。どちらも頑張ってね!!
パッチくん。
なんと個性的なお顔。
さっそくひっくり返っています。これだったら大丈夫かな。ケガも小さかったのかな。
これらでポスタ作りました。
引き続き景品交換所に貼っておくそうです。
パッチくん、断ったのに弁天ちゃんを家に入れることになってしまいごめんよ。
でも優しい人と巡り合えて、本当に良かったよ。